水曜日, 8月 17, 2022

アフリカでの貿易ビジネスの未来|輸出用ローカル商品のブランディンング

アフリカには世界に通用する素晴らしい商材がたくさんあります。
商品開拓はまだ始まったばかり。
国際貿易により大きな成功を収めることの出来る大きな可能性が眠っているのです。
越境ECの様なインターネット上のマーケットプレイスを使うのも一つの手法。

今回はアフリカでのローカル商材のブランディングに関してお話ししてみたいと思います。

アフリカでの貿易ビジネスの可能性

アフリカは毎年何十億ドルも輸入に費やしています。
一方で興味深いことに、世界中の起業家たちは、アフリカの地元製品を世界的なブランドとしてベストセラーにしています。それは「アフリカには、世界ブランドになる可能性を秘めた地場産品」がたくさんあるためです。上データは2020年時点のレポートですが、他の地域のGDP生産率で伸び悩む中、アフリカ地域のみが成長し続けるという予想がされています。(参照元:アフリカ開発銀行グループ:https://afdb-org.jp/socio-economic-performance

アフリカ産の食品関連では例えばカカオ・コーヒー。非食品関連では原油・鉱物・木材などがあげられます。その他にも、実際にアフリカとの貿易ビジネスに繋がるものはまだたくさんあります。

輸出市場におけるブランディングの重要性

グローバルな状況下で、どのように競争相手と差別化すればよいのでしょうか?

決定的な差別化要因の1つは、ブランディングです。ブランディングとは、製品やサービスの視覚的・物理的な特徴だけでなく、メーカーが顧客に対して行うすべての総合的なアプローチなのです。もっと言えば、製品の製造段階から始まり、顧客が商品を使った時に感じる感情に至るまでのストーリーづくりとも言えます。

さらに、インターネットへのアクセスが増えたことで、国際市場に進出するための障壁は取り払われました。そのため、グローバルにビジネスを展開するチャンスは無限にあるのです。越境ECなどが良い例でしょう。しかしグローバル化した経済において、このようなアプローチは輸出業者を価格競争に巻き込むだけで、長期的な開発、製品の差別化、認知度を高める余地はほとんどありません。

つまり、事業展開において「ブランド」を計画の中心に据え、「従来の需要と供給の輸出」からブランディングによる競合他社との差別化をし、「市場主導の長期的かつ持続可能な輸出ビジネス」に移行することは非常に重要です。

アフリカ商材のブランディング成功例

ガーナ産チョコレート(Fair Afric)

ガーナで収穫・加工されたカカオ豆から作られたメイド・イン・アフリカのオーガニックチョコレートバーに注目し、Fair Africはヨーロッパの倫理的意識の高い消費者をターゲットにしています。

オーガニックチョコレートブランドの印象的なラインアップで 2018年だけで25万個以上のチョコレートバーを製造し、Kickstarterで投資家から約5万ユーロを調達しました。
(参照元:https://fairafric.com/en/home/)

アフリカ産コーヒー(African Coffee Roasters、East Africa Coffee Co.)

チョコレートに使われるカカオ豆の70%以上を生産し、コーヒー豆の約11%を生産するアフリカ大陸では、コーヒー豆にも同じような変化が起ころうとしています。

アフリカには、海外の消費者からプレミアム価格で取引される製品ブランドを作ることの出来る大きなチャンスがあります。いくつもの企業やコーヒーロースタリーが参入し、ハイクオリティなスペシャルティコーヒーを販売しているのです。さらに、カカオやコーヒー豆のような未加工商品に付加価値をつける過程で、何千もの雇用や中小企業が生まれます。当然マーケットからその動きは支持されています。

しかし、ココアやコーヒーは、アフリカの付加価値の高い食品輸出のビジネスチャンスの始まりにすぎません。例えば、African Coffee Roastersでは、基本的には輸出をメインにビジネスを行っていますが、同時にケニア国内のスーパーマーケットチェーンやコーヒーショップの店頭に商品が並び人気を博しています。

自社ブランドのブランディングに成功をする事により、海外だけでなく国内のマーケットでも大きな販売につながった具体的な例と言えます。

(参照元:https://africancoffeeroasters.com/https://eastafricacoffeeco.com/)

ウガンダ、南スーダン、エチオピア産シアバター(LXMI)

世界中で販売されている高級美容製品に使用されている希少なシアバターの一例を紹介しましょう。

このシアバターはウガンダ、南スーダン、エチオピアのナイル川の源流域にしか生育していません。
アメリカ人起業家のレイラ・ジャナは、スキンケア製品を扱う高級美容ブランドLXMIを立ち上げました。現在では世界中の300以上の美容専門店で販売され、莫大な利益を上げています。

これらは世界的な可能性を秘めたアフリカ産の製品のほんの一例に過ぎません。
(参照元:https://lxmi.com/)

アフリカ輸出用品でブランディング、ビジネスを成功させるには?

せっかく良い商品を開発しても、購買層が認めてくれなくてはビジネスにはなりません。前述の様に無限の可能性を秘めたアフリカですが、商品ありきの時代はもうすでに終わってしまったのです。

逆に言うと、素晴らしい商品に効果的なブランディングの両輪が揃えば、アフリカには無限の可能性が眠っていると言えるのではないでしょうか。

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