火曜日, 3月 5, 2024

アフリカビジネス基本情報 アフリカの裕福な国はどこ?アフリカ富裕国と、急成長の注目国

アフリカ大陸の中で、特に裕福な国や都市はどこなのでしょうか?

2023年3月「アフリカ・ウェルス・リポート2023」は、現在、アフリカには100万ドル(約1億1000万円)以上の投資可能な資産を持つ富裕層が13万8,000人存在すると発表しました。

アフリカ大陸で現在保有されている投資可能な資産の総額は2兆4000億ドル(約264兆円)に達し、その資産を有する人口は今後10年間で42%増加すると予想されています。

今回は、同リポートをもとに、個人資産の総額から見るアフリカ富裕国と、急成長の注目国をご紹介します。

「ビッグ5」に富が集中!5国が大陸の富裕層の半数を占める

アフリカのビッグ5とは、南アフリカ、エジプト、ナイジェリア、ケニア、モロッコを指します。

アフリカ・ウェルス・リポート2023によると、「ビッグ5」における私有資産市場の合計は、アフリカ大陸の富裕層の56%、ビリオネア(資産10億ドル(=約1兆1000億円)以上)の90%以上を占めていることを明らかにしています。

南アフリカ

南アフリカには、他のアフリカ諸国の 2 倍以上の富裕層が住んでいます。

南アフリカには、アフリカの中で最も裕福な都市が2つあります。
商業の中心地都市ヨハネスブルクは、総私有財産2390億ドルでアフリカの都市の中で最も裕福です。

森記念財団都市戦略研究所の発表した世界の都市総合力ランキング2023(世界の主要都市の「総合力」を経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野評価し、順位付けしたランキング)においても、ヨハネスブルグは世界46位にランクインしています。(参考まで、日本においては東京3位、大阪37位、福岡42位)

2位のケープタウンは、1310億ドルを保有しています。南アフリカの首都の3つの都市のうちの一つであり、街並みはヨーロッパ風で洗練されています。喜望峰やテーブルマウンテンを有し、観光都市としても有名な地域です。

南アフリカには、ヨハネスブルグのサンドハース、ケープタウンのクリフトンなど、世界的に見ても高級な住宅地が複数あります。

エジプト 

前述の南アフリカのヨハネスブルグ、ケープタウンに次いで、エジプトの首都カイロは総私有財産1280億米ドルですぐ後に続いています。

また、前述の世界の都市総合力ランキング2023においても、カイロは47位にランクインしています。南アフリカやエジプトの都市部においては、様々な観点から豊かな生活が送れる環境が整っていると言えそうです。

2023年現在、エジプトは外貨不足と通貨下落による通貨危機で物価上昇が深刻な状況となっていますが、エジプト中央銀行はインフレのピークを2023年後半と予測しています。その後は、これまでの金融引き締め政策により、物価上昇は徐々に落ち着くと説明しています。

ナイジェリア

ナイジェリアの最大都市ラゴスの総私有財産は970億ドルで、前述の総私有財産の都市ランキングで第4位となっています。

ナイジェリアは、アフリカ最大の産油国で、2020年のGDPランキングではアフリカの中で第1位。

また、アフリカの中で人口も最も多く、現在の人口は2億人を超え、世界的に見ても人口の多い国です。2050年には3億 7,470万人、2100年には5億 4,570万人へと人口増加が予測されており、GDPとともに成長が見込まれています。
(詳しくは、こちらの記事もご覧ください。「これでアフリカ各国の市場規模がわかる!アフリカ先進国ランキング「2050年、世界人口の4分の1がアフリカに:現状〜2100年の人口予測国別ランキング」

急成長する注目国

ビッグ5の国以外にも、アフリカには今後の成長が見込まれる国があります。
今回は、その中でも特に、世界規模で見ても急速に成長している国をご紹介します。

モーリシャス

モーリシャスは、一人当たりの富がアフリカでトップの37,500ドル(約412万円)を誇ります。(※『富』とは個人の純投資可能な資産(不動産、現金、上場企業の保有株を含む)を指します。)

モーリシャスはアフリカで最も急速に成長している国であり、今後10年間 (2032年まで) に75%という最も高い富の増加率を経験すると予想されています。

これにより、ベトナム、インド、ニュージーランドに次いで、この期間における富裕層の増加率において世界で4番目に急成長する国となる見込みです。

ナミビア

ナミビアは、2032年までに富裕層の成長率が60%を超えると予想されています。

ナミビアは、ダイヤモンド、ウラン、銅、金などの豊富な天然資源に恵まれています。
2022年には、ナミビア南部沖のオレンジ海盆でガスと石油の埋蔵も発見され、エネルギーの分野で世界的な注目を集めています。

また、ナミビアは、アフリカの南に位置し、南アフリカやアンゴラなど4ヵ国と国境を接しています。ウォルビスベイ港を有し、南部アフリカ地域の物流の玄関口としても大きな可能性を秘めています。

ナミビア政府は、国の経済成長を促進し、経済を多角化するために、海外からの投資を積極的に求めています。 アフリカ大陸での足掛かりと成長を求める国際投資家に向けて、税制上の優遇措置、融資など提供しています。
投資対象の不動産物件の販売も開始し、今後も、世界中からより多くの富裕層投資家を惹きつける可能性があります。

まとめ:アフリカでビジネスを展開するためには?

今回はアフリカの裕福な国という視点から、アフリカの注目国をお伝えしました。
急成長を遂げるアフリカには、将来的なビジネスチャンスが広がっています。

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参照元:
Africa Wealth Report 2023
世界の都市総合力ランキング

浅見 佳
浅見 佳
大学時代バックパッカーとして各地を旅行したことから海外に興味を持ち、2017年に世界一周旅行を経験。訪日外国人へのインタビュー番組のラジオパーソナリティ、海外大学進学に関するイベント運営、貿易事務や翻訳など海外と携わる仕事を幅広く経験。現在は、中古車輸出販売で世界から注目を集める㈱ビィ・フォアードのデジタルマーケティング部にてオンライン集客などに従事。

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