近年、注目度が高まっている海外不動産投資ですが、アフリカでの投資を検討されたことのある方もいるのではないでしょうか?アフリカでは人口増加により都市化が進み、都市部の不動産価格は年々上がっています。ナイジェリアでは、日本円で数億円ほどの物件もあります。今回は、アフリカの不動産事情、特に物件の探し方についてご紹介します。
不動産サイトを利用する
物件の探し方は、日本では基本的に不動産会社に行くか、サイトを利用して不動産会社に問い合わせることが多いでしょう。アフリカでは、わかりやすく不動産会社とわかるオフィスが至るところにあるわけでもなく、サイトの信憑性も高くはありませんが、やはり各国に日本のHomesのような不動産サイトがあります。例えば、ケニアだとBuy&rent.com などがよく利用されているようです。そうしたサイト上では、一度に多くの物件が見れて、気軽に問い合わせができますが、写真の枚数が少なかったり、物件の内容が誤っていることが多く、内覧は必須です。
不動産エージェントを紹介してもらう
そのように不動産サイトの情報は信頼性にかけることが多いため、知り合いから不動産エージェントを紹介してもらうこともあります。不動産エージェントは日本の不動産会社と同様にいくつか物件をピックアップして、内覧のための管理会社とやり取り、契約締結までの大家や管理会社と契約者とのやり取りをサポートします。特に日本のようにライセンスがあるわけではないので、個人または数人でチームを組んでるエージェントが多いです。彼らの多くは特定の地域に強いネットワークをもっているため、住みたい地域に強いエージェントを利用するとサイト上にはない良い物件を紹介してくれることもあります。また、知り合いから紹介してもらうと、仲介手数料やエージェントの質が事前にわかるので、契約がスムースです。
自分で探す
しかし、不動産エージェントの良し悪しの差は大きく、金額などの条件を提示しても全く違う物件を紹介してくることもあります。また、アフリカンタイムと言いますが、待ち合わせに1時間2時間遅れてくるエージェントもしばしば。そこで、実際は自分で探してしまったほうがはやい場合もあります。実際に自分で探すのは難しいのでは?と思われるかもしれません。しかし、手間はかかりますが、賃貸物件を見つけること自体は意外にそんなことありません。まず、For Rent、 To Let などと書かれた看板がかかっている物件が町の至るところにありますが、それらが賃貸物件です。なので、住みたい地域の一軒一軒For RentかTo Letの看板がある物件を周り、そこに記載してある電話番号に連絡すると担当する不動産エージェントか管理会社につながり、彼らが鍵等をその場でアレンジをし内覧できます。
インスタグラムを利用する
他にも、日本ではあまり馴染みはありませんが、インスタグラムを利用する人も多いです。先にあげた通り、個人や少人数のチームでやっている不動産エージェントが多く、彼らは自社サイトの代わりにインスタグラムのアカウントを運用しています。各国に、#forrentnairobiなどのハッシュタグがあり、検索をかけると入居者募集中の物件がわかります。その後は、そのアカウントを運営している不動産エージェントに問い合わせをして、内覧の手続きに進みます。しかし、現地の不動産情報サイトと同様、物件の情報の信憑性は不動産エージェントの運営方法によりますので、注意が必要です。
BE FORWARDの不動産情報サイト
いかがでしたでしょうか?BE FORWARDでも現在タンザニア、ザンビア、ナイジェリアの不動産情報サイトで、物件をご紹介しています。賃貸物件だけではなく、売買物件も掲載していて、現地のパートナーエージェントがサポートしています。もちろん、アフリカの不動産状況だけでなく、アフリカへの事業進出にご興味がありましたら、こちらからお問い合わせください。