木曜日, 6月 30, 2022

アフリカでローカルブランディングに大切な広告・宣伝を成功させるための3つのポイント

アフリカは最後のフロンティアと言われるように、人口増加だけではなく、未開拓の市場が存在しているため世界中の企業が注目している大きな市場です。人口増加と共にアフリカ地域での消費者数も増え、購買力も高まりますが、同様に競合他社も増えるのが現状です。

そのため、アフリカ地域でのマーケティングは市場参入する企業にとって成功させるための非常に大切なポイントとなります。しかし、一般的に自国やグローバル展開する企業の「広告」とアフリカ地域で行う「広告」は具体的にどのような差があるのでしょうか?

今回は、グローバル企業が行なっているアフリカ地域での広告例、そして成功するために重要な3ポイントについてお話しします。

グローバルブランドの広告戦略:ローカルブランディング

まず2021年の調査結果によると、アフリカで最も賞賛されているブランドのトップ100の約87%はアフリカ地域以外の世界的ブランドでした。これは約10年前の2010年から約2倍に増加しており、いかに世界中の企業がアフリカ市場への進出に力を入れているかということがわかります。

しかし、世界で2番目に大きいアフリカ大陸に市場を拡大するのは簡単なことではありません。これらのグローバルブランドの共通点として、「アフリカで成功している有名ブランドは地域に合わせてコンテンツを適応させている」ということがあげられます。例えば、

Coca Cola (USA):
アフリカのそれぞれの地域で最も一般的な名前を調査し、各地域で販売する缶にその一般的な名前がつけて販売。これは、アフリカの消費者にとって世界的なブランドをより身近に感じるきっかけとなり、また地域でも話題性のある広告にもなります。

このように、アフリカで成功する企業は「ブランドイメージとなるグローバルな視点」とは別に「その地域のターゲット層の心に届くローカルな視点」の両コンテンツについて考え、グローバルブランドとローカルブランドになることを意識し取り組んでいます。

では、具体的にどのような「ローカルな視点」が必要になるのでしょうか?

ポイント①:文化や歴史的背景、習慣などを取り込む

まず、アフリカ市場で成功するためには、文化に定着するために時間を費やす必要があります。人々が関心を持つイベントを意識し広告を作成することで、共感を集め、アフリカの消費者と繋がりやすくなります。例えば、

MTN(South Africa):
アフリカの多くの地域で使用されているMTGでは、同じ8月に配信された広告でも、アフリカの国によって伝え方を変えています。スワジランドのMTN広告では、「国際化とテクノロジー、教育」を伝えています。しかし、ナミビアでは、ちょうど大統領の誕生日が近かったことから「大統領:Hage Geingob博士の誕生日と愛国心」に焦点をあてた広告を打ち出しました。

BE FORWARD(Japan):
世界中に顧客を持つBE FORWARDでも同様に、その国の地域や文化などを踏まえた広告やキャンペーンを打ち出しています。例えば、一部のイスラム教徒の多い国ではEid Mubarakの前後に人々の購買意欲が増加することもあるため、日本ではあまり馴染みのない「Ramadan Sale」を行うなど工夫をしています。

日本で成功していた広告戦略でも、ターゲットの文化や習慣に合わせて調整することが大切です。

ポイント②:メッセージをシンプルに、かつ写真やイラストを加えて伝える

もし、販売する商品やサービスがその国の広範囲のエンドユーザー、特にBOPとカテゴリーされる層になる場合は、識字率が下がることを想定する必要もあります。そのため、文字や数字だけではなく、写真やイラストから連想ができることも大切です。特に写真やイラストは言葉よりも大きく、そして速く伝わると言われており、コンテンツにあった内容であることはもちろん、行動心理学や明確なアイデアに基づいて構築されたデザインが重要となります。以下の二つの看板の例としては、メッセージの文章よりもイメージが大きく配置されています。

武器の所持や女性への暴力反対を訴える看板 (Burundi)
Kirèneのポイ捨てをしないように呼びかける看板(Senegal)

ポイント③:最も身近な言語を使用する

上記にあげた2点に加え、「最も身近に使用されている言語を使用すること」は特に「ローカルブランディング」のクオリティをより高める重要なポイントとなります。「①:文化的背景や習慣」、「②:シンプルなコピーとわかりやすいイラスト」と比較しても特にハードルが上がる部分となります。そのため、言語の壁を越えることができれば競合他社よりも優位を高めることにつながります。

実際に西アフリカ地域で利用者の多いフランスの通信サービス会社「Orange(オランジュ)」ではセネガルの公用語であるフランス語ではなく、日常生活で多く使用されている「Wolof(ウォロフ語)」での広告に力を入れています。

Orange S.A. (France)
広告動画例:YouTube動画「Sunu Kiosque : Comment payer ma facture
動画内容:日常生活の中でMobile Moneyによる決済(例:請求書関連)が使用できるということについて現地で、現地モデルとウォロフ語を使用しコミカルに伝えています。

特にアフリカは1つの国の中でも部族数が数種類~100種類以上にものぼるほどとても多様性のある地域です。そのため、ローカルブランディングにおいてターゲットとなる人々が話す言語に合わせて広告を打つということは労力のかかるものとなりますが、その分、人々の心に届きやすいコンテンツとなります。

まとめ:多種多様なアフリカ市場で「簡単・安心して挑戦できる」おすすめのサービス

「アフリカ市場」は1つの市場ではなく、実際には50か国以上の大きなコレクションであり、その1カ国1カ国の中にもまた大きな違いがあります。さらに、その1つ1つを自分たちで調査し、実践するということは労力・費用面の両方で非常にハードルの高い作業になります。

BE FORWARDでは、アフリカに市場参入を検討されているお客様に「簡単にかつ安心して挑戦できるサービス」をご用意しております。「アフリカマーケットリサーチ」では、特定の地域やターゲットについての分析・調査を行い、「バナー広告サービス」ではバナー広告を設置するだけではなく実際にBE FORWARDでより効果的なデザインのバナーも作成することができます。また必要に応じて、実際に商品を現地ユーザーに届け反応の確認を希望される場合は、お手頃に配送ができる「海外輸送サービス」も無料見積もりにてご利用いただけますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

参照元:
5 Tips To Creating an Integrated Campaign in Sub Sahara Africa
https://medium.com/@tavongatherainmusingarabwi/5-tips-to-creating-an-integrated-campaign-in-sub-sahara-africa-72fe7c77cbd0

How To Engage the African Consumer with Your Marketing Campaign
https://www.mediaupdate.co.za/marketing/142525/how-to-engage-the-african-consumer-with-your-marketing-campaign

2021’s Most Admired African Brans
https://www.geopoll.com/blog/top-brands-africa-2021/#:~:text=Most%20Admired%20African%20Brands,-As%20usual%2C%20this&text=Dangote%2C%20MTN%2C%20DStv%20and%20other,less%20than%20five%20years%20ago.

2020’s 100 Africas Best Brands Highlights
https://africanmediaagency.com/2020-brand-africa-100-africas-best-brands-highlights/

白石 唯
白石 唯
青年海外協力隊として西アフリカ・セネガルでWFPの実施する学校給食の運営改善や女性団体事業支援活動などに取り組み、帰国後は株式会社ビィ・フォアードのデジタルマーケティング部に入社。世界に20万人以上の登録者(ファン)がいるSUPPORTERSプログラムでの販売促進活動、BE FORWARD YouTubeチャネルやFacebook/Blogなどによる新顧客へのブランディング・アプローチ/集客などを行なっている。

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