金曜日, 12月 12, 2025

【2025年最新】アフリカで都市化が進む国をランキングで紹介!都市化が進むビジネス注目国6選

アフリカの国々では、都市化が勢いよく進んでおり、社会・経済の姿を変えつつあります。都市に企業や人々が集まることで、新たなマーケットやビジネスチャンスも生まれています。

日本企業がつくる製品は品質がよいと考える人々が多く、アフリカビジネスへ挑戦すべき環境が整いつつあります。アフリカへ出店を進める前に、まず越境ECなどのサービスを使って、現地における需要を下調べするのもおすすめです。

この記事ではランキング形式で、アフリカで都市化が進む注目すべき6つの国を紹介します。都市化が進むメリットや問題についても詳しく解説します。

アフリカビジネスに興味をお持ちの方、アフリカへの販路を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みください!

アフリカビジネスにおける都市化の現状とメリット

アフリカでは多くの国で都市化が進んでおり、社会や経済の姿を変えつつあります。アフリカでビジネスにかかわるならば、都市化の動きを見過ごすことはできません。

この記事ではまず、アフリカで進む都市化の現状やメリットを解説します。都市化の動きにともない広まりつつある越境ECも、あわせて紹介します。

アフリカで進む都市化

都市化とは、人口や産業、インフラが都市部に集まり、経済や社会の機能が高まっていく現象のことです。アフリカでは、人口増加にともなって都市化も進んでおり、経済発展に大きな影響を与えています。

国連の推計によると2050年には、アフリカの人口は約14億人(2022年)から約25億人(2050年)へ倍増すると見込まれています。

この人口増加に伴い、都市部への人口集中も進んでいます。人口に占める都市部に住む人の割合を「都市化率」と言い、都市化の進み具合を知る際に使われます。

アフリカ開発銀行の報告によれば、2020年時点ではアフリカ全体の都市化率は約43.8%でした。今後数十年で50%を超えると予測されています。

都市化が進むメリットは?

都市化が進むことで、さまざまなメリットがあります。都市化が進むメリットをまとめると、以下の3つです。

・経済活動がより活発になる
・新たなビジネスモデルや技術革新がおきやすい
・インフラ整備が進み、交通や通信がより便利になる

人や企業が都市部に集中することで、経済活動が活発になります。これが都市化の1つめの利点です。

企業が都市部に集まると、物流や取引を進めやすくなり効率化されるためです。

同じ地域に人が集中することで、新たなビジネスモデルや技術革新が生まれやすい環境も整います。この点も、都市化の大きなメリットです。

さまざまな企業や専門家、技術者などが交流しやすくなり、研究開発が進めやすくなります。米国のシリコンバレーが代表な例です。

都市化が進むもう一つのメリットは、インフラ整備が進み、交通や通信の利便性が向上することです。

特に、インターネットやモバイル通信網が発展していくと、社会・経済の姿を大きく変える可能性が高いです。

たとえばケニアなど、アフリカにはモバイル決済が急速に広まっている国があります。消費者が決済サービスを手軽に使えるようになり、ECサービスなどの新たな産業が成長しているのです。

都市化が進むことによる越境ECの広まり

アフリカでは都市化が進むことによって、越境ECのマーケットも大きくなっています。

都市部ではインターネットやモバイル決済が普及してきました。その結果、アフリカの消費者がネットを通じて海外の商品やサービスを手軽に購入できる、そういった環境ができつつあります。

都市では物流インフラも整備されてきています。物流が効率よくできるようになり、配送にかかる時間が短くなったり、商品が確実に届くようになるのです。

たとえばナイジェリアやケニアなどでは、ECプラットフォームを活用する企業が増えており、海外の製品に対する需要も高まりつつあります。これらの国でモバイル決済・送金サービスが広まってきたのが背景です。

アフリカにおける越境ECについてさらに知りたい方は、次の記事もあわせてご覧ください。

●関連記事:世界中のユーザーがあなたの商品を待っている!「越境EC」の魅力と立ち上げ方をわかりやすく説明します

●関連記事:アフリカで人気のECサイトとは? 現地の越境ECランキング、アフリカビジネスの始め方や注意点をご紹介

【2025年最新】アフリカ都市化ランキングを公開!

アフリカでは急速な都市化が進みつつありますが、そのスピードは国によって大きく異なります。

世界銀行が公表している最新データをもとに、アフリカの国々がどのくらい都市化しているのかを、ランキング形式で紹介します!

アフリカビジネスへの進出を考えたい企業にとって、都市化がどれだけ進んでいるかをきちんと把握することが重要です。

ランキングでは、アフリカそれぞれの国の都市部人口を指標として用いました。また、それぞれの国の都市人口の割合(都市化率)もあわせて紹介しています。

アフリカ都市化ランキングは下の表をご覧ください!

順位国名都市人口(100万人)都市人口の割合(%)
1ナイジェリア123.754.3
2コンゴ民主共和国50.247.4
3エジプト49.443.1
4南アフリカ43.568.8
5アルジェリア34.775.3
6エチオピア29.823.2
7アンゴラ25.268.7
8タンザニア24.937.4
9モロッコ24.665.1
10ガーナ20.059.2
11スーダン18.236.3
12カメルーン16.859.3
13コートジボワール16.653.1
14ケニア16.329.5
15モザンビーク13.038.8
16ウガンダ13.026.8
17マダガスカル12.740.6
18マリ11.046.2
19ザンビア9.646.3
20セネガル9.049.6
21ソマリア8.847.9
22チュニジア8.670.5
23ブルキナファソ7.532.5
24ベナン7.150.1
25リビア6.081.6
26ギニア5.538.1
27ジンバブエ5.332.5
28チャド4.724.4
29ニジェール4.517.1
30コンゴ共和国4.369.2
31トーゴ4.144.5
32マラウイ3.918.3
33シエラレオネ3.744.3
34リベリア2.953.6
35モーリタニア2.957.7
36ルワンダ2.517.9
37ガボン2.391.0
38中央アフリカ2.243.6
39ブルンジ2.014.8
40ボツワナ1.872.9
41ガンビア1.764.5
42ナミビア1.654.9
43赤道ギニア1.474.4
44ギニアビサウ1.045.5
45ジブチ0.978.6
46レソト0.730.4
47モーリシャス0.540.9
48カーボベルデ0.468.0
49エスワティニ0.324.8
50コモロ0.330.1
51サントメ・プリンシペ0.276.4
52セーシェル0.158.8
出典:世界銀行Databank 太字は人口が1,000万人を超えている国を表す。

ランキングをもとに、都市化が進み注目すべき国6選として、下にあげる国を紹介します。

・ナイジェリア
・コンゴ民主共和国
・エジプト
・南アフリカ
・タンザニア
・ケニア

【注目国1】ナイジェリア

ナイジェリアは、アフリカ最多の人口を擁する国として注目を集めています。都市化を通じて消費者のマーケット規模が大きくのびており、さまざまな製品やサービスへの需要が高まっています。

政府は、2050年までに人口の70%が都市部に居住する見込みであること、「15分都市」を創り出すことを2024年に発表しました。仕事や買い物、医療、教育などの必要なサービスが徒歩圏内にある自給自足型の都市を作り出すことを目指しています。

こうした動きを背景に、PropTechと呼ばれるテクノロジーを活用した新しい住宅開発や、都市インフラの整備などの事業が活発におこなわれています。こうした事業が発展していくにつれて、幅広い産業で新たなビジネスチャンスが生まれつつあるのです。

【注目国2】コンゴ民主共和国

コンゴ民主共和国では1995〜2015年の10年間で、年間約4.1%ずつ都市人口が増加しました。毎年約100万人が都市部へ移住するペースであり、今もなお都市化は進んでいます。

首都キンシャサでは、新たな金融の中枢機能を整え、年間800万人の乗客を収容できる新空港を建設する計画が発表されました。気候変動への対策として都市における農業や緑の回廊など、自然を活かした開発も進められています。

都市化に伴い、これからも住宅やインフラに対する需要が高まっていくと考えられます。

【注目国3】エジプト

エジプトでは都市部がGDPの75%、雇用の80%を生み出しており、経済成長を引っ張っています。一方で、インフラや手頃な価格の住宅が不足しているという課題も抱えています。

政府は新たな都市開発を積極的に推し進めています。建設や不動産といった産業から生み出される付加価値は、エジプトのGDPの15%を占めるほどの大きさです。

都市開発の計画としては、タミール・エジプト社による「Urban Business Lane」プロジェクトが注目を集めました。これは新カイロで予定されている計画で、15.5万平方メートルを超える広さのビジネス複合施設をつくり、企業向けに最先端の事業用スペースを提供するものです。

【注目国4】南アフリカ

南アフリカ国内には8つの大都市圏があり、2018年にはGDPの半分以上が、これらの大都市圏から生み出されています。都市部では労働者や企業の集積により生産性が高まっており、貧困率も農村部よりもかなり低く抑えられています。

急速に進む都市化にともない、さまざまなビジネスチャンスも生まれています。2024年には、南アフリカ政府と世界銀行グループとの間で合意が締結されました。都市の近代化と都市管理の改善に向けた取り組みを強化する方針だと報じられています。

世界銀行グループから財政的な支援や技術面でサポート・助言を受けつつ、都市部におけるインフラの整備や計画の改善が進められる予定です。

【注目国5】タンザニア

タンザニアでは、4つの都市に多くの企業や人々が集積しています。タンザニアの新聞 The Citizenによれば、都市人口は2030年には3,550万人、2050年には7,650万人に達する見込みと報じられました。

都市化が進むにつれて、建設業や不動産業、小売業、IT・通信分野など、さまざまな産業でビジネスチャンスが生まれます。高層住宅の需要やインターネットカフェの数も急増しており、建築だけでなくIT・通信なども活発である証拠です。

一方で、都市部のインフラ整備が人口増加に追いついていないとの声もあります。年間約8億8000万ドルの投資が求められており、これからも政府の積極的な関与が必要です。

【注目国6】ケニア

ケニアでは首都ナイロビを中心に都市化が進んでおり、経済成長やビジネスの創出に大きな影響を与えています。国連によれば、都市部における経済活動はケニアのGDPの55%を占めていると報告されました。

特に首都ナイロビは「シリコンサバンナ」とも呼ばれています。「金融とテクノロジー」「農業とテクノロジー」などの分野で多くのスタートアップが誕生している状況です。

都市部での人口増加とモバイル決済サービスM-PESAの普及により、ECサイトも含めて小売業も成長し続けています。今後も現地でのビジネスはもちろん、越境ECサービスなども含めて、ビジネスの機会は増え続けていくと考えられます。

アフリカで都市化が進む国6選を解説しました。より詳しく国ごとの事情を知りたい方は、

・ブログ「アフリカビジネス」の他の記事
・アフリカでの市場調査「アフリカマーケットリサーチ

もあわせてご覧ください!

アフリカでの都市化をめぐる課題

アフリカの国々では都市化が進み、魅力だけではなく課題も生まれています。現地へのビジネス展開を考えるならば、都市化にともなう問題もあらかじめ知っておくことが必要です。

都市化によって生じる課題をまとめると、以下の3点です。

・人口集中による居住環境の悪化
・雇用不足による貧困層の拡大
・都市部における環境汚染

アフリカで都市化による問題に対処できるか不安な方は、越境ECを活用して商品・サービスを提供するのがオススメです。この点についても詳しく解説します。

人口集中による居住環境の悪化

アフリカの都市化は急速に進んでいるものの、それに伴うインフラ整備が追いついていないことが多いです。それにともない、劣悪な居住環境が課題となっています。

住まいや上下水道、電気などの生活インフラが整わないまま都市人口が急増すると、衛生環境がより悪くなり、住宅不足にも陥ります。地域によっては、生活排水が人々の生活圏にそのまま流れ出してしまう事例もあります。

インフラが整備・修繕されておらず、公共サービスが不足している地域では、治安が悪化しがちです。犯罪が増加してしまうとインフラ整備がさらに遅れ、居住環境をより悪化させるという悪循環につながってしまいます。

雇用不足による貧困層の拡大

都市化が進む大きな理由として、人々がより良い仕事を求めて、地方から都市部に移住する点があげられます。

しかし、流入してくる人の数に対して雇用が追いついておらず、都市に来ても仕事を得られない人々が増えています。農村部から都市へ移動してきた若い人々は、十分なスキルや教育を持っておらず、安定した職に就くことが困難です。

仕事が見つかっても、低賃金で不安定な職を選ぶしかないケースも多く見られます。こうした場合には、都市に移住しても生活がよくならず、失業が増えたり貧困が悪化するなどの問題につながります。  

都市部を中心とする環境汚染

都市化が急速に進むと、深刻な環境汚染が生じる傾向にあります。特に、廃棄物処理や下水処理が追いつかず、環境を悪化させてしまう場合がよく見られます。

人口が集中する都市部では、道端や空き地にゴミが積み上がる光景をしばしば見かけます。害虫を増やしてしまい、衛生的な環境とは言えません。

下水道の整備も進んでおらず、生活排水が川や地下水を汚染する場合も少なくありません。雨が降れば処理できていない汚水が街中にあふれやすくなり、事態はより深刻になります。

こうした地域では、水を通じて広まる腸チフスやコレラなどの伝染病に、十分注意することが必要です。

課題を乗り越えるための越境EC

都市化の課題に対応しつつアフリカでビジネスを進めていくには、十分なリサーチや投資が求められます。しかし多くの企業にとって、ハードルが高いのが現状です。

越境ECはアフリカ市場に参入するための解決策のひとつです。越境ECなら、アフリカの都市化にともなうリスクを最小限に抑えながら、現地でビジネスを展開できます

販売を始める前に、越境ECを使って、現地の需要がどの程度あるか確かめるという使いみちもあります。売れ筋を確認できれば、現地へ出店するかどうかも判断しやすくなります。人気の出そうな商品を揃えておくこともできるでしょう。

アフリカの都市部に住む消費者の間では、日本製品に対する需要は大きいです。

たとえば、「激落ちくん」で有名なレック株式会社様のアフリカにおける取り組みを紹介しました。日本製品の品質に対する信頼を感じさせる内容です。こちらの記事もあわせてご覧ください!

●関連記事:アフリカ進出した日本企業:CASE2・レック株式会社~日本企業のアフリカ進出は、市場調査がカギを握る~

越境ECを使って現地の需要を調べてみたい方には、BE FORWARDが提供する次のサービスをおすすめします。

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アフリカビジネスへの進出をサポートします!

アフリカでは都市化が進み、ビジネスを進める上でますます魅力的な場所になっています。しかし興味はあっても、現地の情報が得られずお悩みの方は多いです。

「アフリカの都市化が進む中で、自社製品にどのくらい需要がありそうか」
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こうした課題をお持ちの方は、アフリカマーケットリサーチをご活用ください。アフリカ各国における都市部の様子から、ビジネス進出に向けて必要な現地情報まで、幅広く調査をお手伝いいたします。

アフリカマーケットリサーチによる調査のイメージをつかみたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

●関連記事:ケニア・タンザニアで人気のSNSとは?アフリカのソーシャルメディア利用実態調査

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お問い合わせは無料です。アフリカビジネスに関心をお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください!

参照元:
世界銀行 Databank
JETRO ビジネス短信
世界銀行グループ ”Democratic Republic of Congo Urbanization Review”
World Urban Forum “National Urban Policy, The new constitution of urbanization in Egypt”
UN HABITAT
 “Urban Action for Global Impact: Harnessing Urbanization for Sustainable Development”
The Citizen ”Raise investment as rural-urban migration accelerates”

アフリカビジネス事務局
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BE FORWARDは、中古自動車の輸出販売をメインに、アフリカに関するビジネスを幅広く展開しています。 月間販売台数15,000台、アフリカをはじめ世界207の国・地域で商取引を行うグローバルカンパニーです。 越境ECサイトとしては、月間6,000万PV、ネット通販売上高ランキング国内第1位(2023年)。 創業20年、つねに前へとアフリカでのビジネスを切り拓いてきました。その経験と実績をもとに、アフリカビジネス進出を検討する上で役に立つ、アフリカ現地の最新情報をお届けします。

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