日曜日, 11月 27, 2022

円安の今、海外販売を増やすチャンス!海外発送はどうすればいい?(販売/発送方法別メリット&デメリット)

昨今継続している円安や、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギーや食糧の価格高騰など、日本市場は消費者・生産者ともに苦しい状況が続いています。一方、円安は輸出に有利と言われており、価格優位制を海外市場の開拓につなげていくチャンスでもあります。また、コロナ禍でデジタル化が進んでいるため、ECサイトの需要がさらに増えてきています。円安の今、越境ECで海外販路開拓を検討されている事業主も多いのではないでしょうか。しかし、海外への販売が初めての方にとって、販路開拓や物流は高いハードルだと感じるでしょう。

この記事では、越境ECに興味があるが何から始めていいかわからない方に向けて、海外への販売方法やそのメリット・デメリット、そして物流の例をご紹介します。

海外から需要のある日本の商品

世界的にブームとなっている日本のアニメや漫画、ファッション、高い品質を誇る日本の家電やAV機器、さらに日本人の丁寧な使い方から状態が良いとされるそれらの中古品など、海外から注目される日本の商品は多岐に及びます。AftershipのShopifyオンラインストアランキング(2022年10月時点)によると、下着、文房具、雑貨、家電、食品、アニメ関連商品など日本のユニークな商品を取り扱うショップがランクインしています。(*1)

海外に販売する方法①:モールに出店

一つ目にご紹介するのは、楽天やAmazon、eBay、Minne、メルカリのようなマーケットプレイス型のプラットフォームに出店する方法です。

ハンドメイド作品に特化したマーケットプレイスのMinne(ミンネ)は2021年、海外販売代行を行うWorldShoppingBIZ(株式会社ジグザグ)と提携し、日本のハンドメイド作品の海外販売がより簡単になりました。出品者は日本で販売するのと同じように出品するだけで、その他のやりとりや海外への発送はすべて代行業者が行うため、気軽に海外への販売が可能となります。クリエイターによる一点ものという商品的価値に加えて、円安の追い風により、海外ユーザーにとってより魅力的なものとなっています。

フリマアプリのメルカリもBuyee(tenso株式会社)と提携し、ユーザーは実質海外への販売が可能となっています。こちらも中古品という一点ものの商品価値に加えて、円安の追い風があるので、海外ユーザーにはより魅力的に映っているでしょう。

メリット

Minneもメルカリも日本の輸出代行業者が間に入って取引を行うため、初心者でも安心して海外に販売できることが大きなメリットです。日本のユーザーに販売するときと取引の流れは変わりません。

デメリット

デメリットとしては、販売手数料が高いことが挙げられます。例えば、Minneは価格の10.56%、メルカリは10%かかるため、販売数が多い人には手数料が大きな負担となってきます。

海外に販売する方法②:自社ECサイトの構築

二つ目にご紹介するのは、自社ECサイトを構築して海外に販売する方法です。

メリット

メリットとしては、手数料が発生しないので、利益が高いこと。また、サイトの自由度が高いため、ブランドイメージに合わせてサイトを作成でき、独自にファンを集められることが挙げられます。オリジナリティのある商品を販売する場合や、すでにブランドが確立している場合、自社でECサイトを構築する方法はよりメリットが多いでしょう。

デメリット

一方で、サイトを構築・運営する、自身で集客する、発送する、などという点において、モール型に比べると知識が必要となることがデメリットです。自社で1からサイトを構築するには開発費がかかりますが、ShopifyのようなECサイト開発のプラットフォームを利用すれば豊富なテンプレートを活用することができ、ブランドイメージを壊すことなく、品質の良いウェブサイトを比較的容易に作成できます。Shopifyはカナダ発のプラットフォームで、海外での販売に強いのが特徴です。2020年に日本法人も設置され、日本のユーザーにも使いやすいものになっており、ユーザー数を伸ばしています。Shopifyの販売手数料・決済手数料は、価格の0.5~3.9%程度(プランによる)と、モール型に比べると手数料が低く抑えられます。

販売した商品を海外発送する

Minneやメルカリのように提携している輸出代行業者を通して海外ユーザーに売れた場合、指定の国内倉庫へ発送する手順となります。楽天の場合、楽天の公式配送サービスを利用する、もしくは自身で配送手配するかを選択できます。自身で配送手配する場合、おすすめは複数の海外配送代行業者から見積もりをもらい、比較することです。自身が販売する商品のサイズや、希望の配送スピードなどに応じて、最適な物流サービスを見つけていくのがいいでしょう。

以下で、海外発送方法をいくつかご紹介します。

海外発送方法①:国際郵便の利用

一つ目にご紹介するのは、日本郵便が運営する国際郵便です。

商品発送によく使われるのが、EMS(国際スピード便)です。世界120か国以上の国や地域に30kgまでの荷物を送ることができます。筆者もよく利用していたのですが、コロナ禍で配達できる国や地域に制限が出たため、他のサービスを利用し始めました。

また、2022年6月からは特別追加料金が発生し、実質送料値上げとなってしまいました。それでも民間の国際宅急便に比べると、比較的送料が抑えられる配送手段となっています。詳しくはこちらの記事もご参照ください。

海外発送方法②:国際宅急便の利用

二つ目は民間の国際宅急便を利用する方法です。たとえば、ヤマト株式会社、佐川急便株式会社、Fedexなどがこれにあたります。

メリットとしては、配送スピードが速く、最短で翌日に到着するようなサービスを打ち出している会社もあります。一部の危険物でも発送できるようなサービスもあり、各社によって得意とする部分があるので、自身の商品やサービスと相性が良いものを見つけるといいでしょう。

デメリットとしては、個人で送る場合、国際郵便と比べると配送料が高いことがあげられます。

海外発送方法③ (おすすめ):海外配送代行の利用

ご自身で国際郵便や宅急便を利用して発送する他にも、おすすめの方法があります。海外配送代行サービスの利用です。

海外配送代行サービスのメリットとしては、英語でのインボイスや通関手続きなどをプロに委託できるため、手続きのわずらわしさが少ないことがあげられます。また、多くの場合、個人で送るより送料がお得です(荷物の大きさや業者による)。

デメリットとしては、全国各地に集荷店舗があるわけではないので、対面でのサービスを好まれる方には不向きです。

ビィ・フォアードの海外配送サービスを使うメリット

株式会社ビィ・フォアードが運営するポチっと物流では、世界200か国・地域以上に、携帯電話のような小さい荷物から、車のような大きい荷物までお得に送ることができます。航空便も船便も対応しており、荷物の追跡も簡単です。梱包に不安のある方はオプションでプロに梱包を委託できます。また、大型貨物を得意としており、30kg以上の貨物でもコンテナ船での輸送が可能で、多くの地域に実績があります。

ビィ・フォアードは月間1万台以上の中古車を世界各地に販売・輸出しています。自社でボリュームのある貨物を継続的に輸出しているため、その物流網を生かし、お得なレートで海外配送サービスを提供することが可能となっています。継続して海外発送が必要になる方は、ぜひ一度、ビィ・フォアードにお問い合わせください。

<ポチっと物流を利用して海外発送した例>

友人に小さなプレゼントをアメリカ・オーストラリアに配送

衣服や絵本をインドに配送

ミニバイクをアメリカに配送

車のバンパーをアメリカに配送

給水車をマラウィに配送

中古衣類をモザンビークに配送


<参考文献>

(*1) aftership “Top 100 Japan shopify online stores 2022”

今村 蓉子
今村 蓉子
アフリカはじめ世界に月間1万2千台の中古車を輸出する㈱ビィ・フォア―ドのデジタルマーケティング部・チームマネージャー。 大学在学時にケニアを訪れた際、そのエネルギーに魅了され、アフリカに必ず戻ってくると心に決める。貿易会社を退職後、青年海外協力隊としてタンザニアの田舎でコミュニティー開発に携わる。 ビィ・フォアードでは、アフリカ各国で提携している現地エージェントの人材育成やシステム改善、アフリカ内陸国への輸送を行うデリバリーサービスの開拓、ビィ・フォアードの広告塔として世界各地で代理販売を行うビィ・フォアードサポーターズ(会員20万人)の立ち上げ、オンライン集客などに従事する。

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