金曜日, 9月 13, 2024

アフリカビジネス最前線~海外への輸送・配送事例:アメリカにミニバイクを発送編~

前回は、アフリカではなく、アメリカへの車両のバンパーの事例を紹介しました。今回は珍しいミニバイクの依頼があったので発送・輸送事例、お客様の背景なども合わせて紹介したいと思います。

代行輸送のサービスを始めると色々な依頼が舞い込んできます。アフリカだけでなく世界中に日本から品物を送りたいという人が多いのだと思います。

発送・輸送事例

モトコンポ(ミニバイク)をアメリカへ送りたい!

趣味で使われるのでしょうか・・・ それとも広いなにか敷地内の移動手段として利用されるのか定かではありませんが、今回もアフリカではなく、アメリカのへの輸送事例を紹介させていただきます。

お客様の背景

輸送の背景は、米軍関係者の方で、簡単な移動手段として利用される目的のようです。日本のSellerさんとお知り合いだったようで、モトコンポをSellerさんから購入されていました。ただ輸送をどうするか検討されていたようです。 ここでBEFORWARDに問い合わせが舞い込んできました。

仕向け国は、アメリカ USA WASHINGTONです。 輸出規制、輸送方法、コストを提示して、BEFORWARDの輸送サービスをご利用いただくことになりました。

輸送形態

輸送形態は、Airはコンテナの2種類が存在しますが、今回の輸送手段はAirとなりました。ご注文いただいて、BEFORWARDが貨物の集荷から梱包、Air便での発送・輸送の手続きまでを行います。

輸送費用(目安)

費用はお客様にとって重要な要素になります。また仕向け国・サイズ・重量・輸送形態・集荷から梱包までのコストで変動します。現在は、問い合せをいただいたら、お客様より詳細のヒアリングを行い、都度お見積りを提示しています。ですので、今回の費用事例も条件によって異なり参考費用となります。

・品物:モトコンポ(ミニバイク)
・仕向け国:USA WASHINGTON
・輸送形態:Air
・概算費用:12万

アフリカ物流の現状と課題

アフリカ大陸は巨大で、かつ鉄道が発達していません。このため人の移動手段は、物流の要として、自動車が主役となります。自動車が主役となるためには、道路が適切に舗装されて、大陸の隅々にまで通る必要があります。道路の充実が、社会の発展と経済成長のカギを握っています。

アフリカには、港を持たない内陸国が16カ国もあります。こうした国は、自国の港がないため、単独でアフリカ大陸外の日本と貿易することができません。物資を輸入するにも、近くの沿岸国の港から運ぶことになります。このため、沿岸国は自国の港を整備して、国際貿易の拠点とすることが重要だと思います。

拡充した沿岸国の港と内陸国をつなぐ。アフリカの経済発展には、一国を超え、複数の国を巻き込んだ、物流インフラを構築することが必要です。

BEFORWARDが取引をしている、タンザニア、ケニアやモザンビークは、まさに東アフリカの貿易と経済の拠点です。インド洋に面したケニアやモザンビークの港とウガンダやマラウィなどの内陸国をこれまでの車両の輸送ですでにつないでいます。

BEFORWARDの物流インフラを活用すれば、アフリカが、中東、ヨーロッパ、インド、東南アジア、中国、そして日本と結んだ「環インド洋経済圏」のハブとなるはずです。

BEFORWARDのサービスは、最後のフロンティア・アフリカに対して、このような課題を一つ一つ解決しながら、輸送実績を作っています。これからもその事例を紹介してゆきます。

海外発送をお考えの方へ

このような海外発送をお考えの方は、BEFORWARDの「海外発送サービス」にお任せください。

中古車以外にも自社製品をアフリカに売り出したい方は、現地の市場調査ができる「アフリカマーケットリサーチサービス」も展開しています。また、中古車輸出でビジネスをお考えの方は「BEFORWARDマーケットプレイス」へ是非お問合せください。

片山 徹之
片山 徹之
SonyのIS部門でシステム開発に従事し、2012年よりSingaporeに駐在。グローバルプロジェクトの推進を行う。2017年よりBEFORWARDの情報システム部門に参画し、現在はITをベースにした新規ビジネス開拓に従事。

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