木曜日, 7月 7, 2022

アフリカでマーケティングって何をやるの?〜アフリカでのB2Cマーケティング事例 〜

アフリカ進出を検討していて消費者向け商材の販売を計画する際に、下記のようなお悩みはないでしょうか?


ーアフリカにビジネス進出をしたいけど、商品や自社の認知度がない。
ーどうやって集客したら良いかわからない。
ー広告を出してみたが問い合わせがなかった。

アフリカ各国の消費者の近年消費行動

まず、アフリカ諸国と日本のマーケティング方法は同じではなく、最適なチャネルも国ごとに異なります。例えば、年代によって違うものの日本の消費者はGoogleやYahoo!で検索することが多いですが、アフリカ各国の消費者はソーシャルメディアで検索して商品を認知する傾向にあります。また、アフリカでもTVCMや看板のマス向けの広告はありますが、ナイジェリアではNetflixが人気でTV離れがおきはじめてTVをあまりみないという声を聞きます。

それらに代わって、国や商材によって違いはありますが、最近のアフリカのB2CマーケティングはInstrgamなどのソーシャルメディアの運用やインフルエンサーを活用したソーシャルコマースが活発化しています。また商品や流通チャネルによってもマーケティング方法は異なります。例えば、食品を販売する際に、認知度を獲得するためにスーパーマーケットでは日本にもあるような店舗試食販売が行われていますが、中所得者以下が買い物をするマーケットと言われるKIOSKのような小さい店舗が集積している伝統市場では後述しますがまた別の方法が使われます。

そこで、今回はケニアやナイジェリアなどのB2Cマーケティング事例をご紹介します。

サブサハラ・アフリカのB2C向けオンラインマーケティング事例

Instgramの運用とインフルエンサーを活用したキャンペーン

最近、ケニアをはじめナイジェリアなどのアフリカ諸国の消費者は行きたいレストラン探しから、ファッション、家探しまでInstgramを利用します。Instgramの運用は必ずといっていいほど各社行っていますが、差別化の決め手はインフルエンサーの活用にあります。各国にインフルエンサーと呼ばれる、ミュージシャンや俳優・女優、美容系タレントなどがおり、彼らのアカウントで紹介してもらうことで、認知度を広め購買につなげます。サプライヤー側は謝礼インフルエンサーに支払います。謝礼金はナイジェリアでは、インフルエンサーの知名度によって大きく異なり、相場は$10から$20,000と言われています。日本だと検索して商品を見つけることも多いですが、まだウェブサイトのコンテンツ制作にコストをかけていない会社も多く、Instgramは手軽にはじめられるため、小規模のレストランやメーカーはInstgramの運用に注力するため、結果的にInstgramのプラットフォーム上の情報量が多くなり消費者の利用が多くなっています。

B2C向けオフラインマーケティングキャンペーン事例

ハイパーマーケットでの試食販売

もちろんオンラインでのマーケティングだけではなく、オフラインのマーケティングも行われています。例えば、ケニアでは近代的小売がサブサハラ・アフリカの中では比較発達しており、カルフールなどの外国資本のハイパーマーケットがあります。中級所得者層以上が集まるカルフールでは食品の試食販売や各メーカーが派遣したマーチャンダイザーと言われる人たちが商品棚の前に立ち、顧客に商品を紹介する光景が見られます。


渋滞を活かしたマーケティングキャンペーン

他にも、地域のインフラの未整備を活かしたマーケティング手法もあります。例えば、ナイジェリアのラゴスは、人口増加に道路設備の開発がついていけておらず、30キロの道の通過に5時間もかかるような渋滞が起きます。なので、渋滞にはまった人たち向けに、ローラースケートを履いた人たちがチラシを配ったり、中央分離帯に商品の看板を持った人がずらっと立つようなキャンペーンが行われます。

伝統的小売形態でのマーケティングキャンペーン

また、アフリカのサプライチェーンはまだまだ発達しておらず、約8割は伝統的なマーケットでの小売形態であるトラディショナル・トレードと言われています。つまり、消費者の多くは小さなKIOSKのような商店が連なるマーケットで石鹸や調味料などの消費財の購入をしています。そこで、各メーカーはそうしたマーケットで、音響付きのトラックを派遣し、大きな音楽を流しながら周囲の注意を引き、ダンサーが踊り、MCがマーケットにいる買い物客に対して商品紹介をすることもあります。日本ではあまりそうしたキャンペーンはみかけませんが、アフリカのようなもともと音楽やダンスが好きな人が多い地域ならではのマーケティング方法です。

しかし、最初から現地でのマーケティングを行うのは現地の業者探しから調整まで、ハードルが高く時間がかかる可能性があります。まずはオンラインで始めてみたいけど、アフリカでのマーケティングの適切な方法がわからないという方は、ぜひこちらからお問い合わせください!

青木 文
青木 文
ナイジェリア在住。ナイジェリアでSaaS事業の立ち上げ後、現在はフィンテック関連企業の事業開発に従事。

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