水曜日, 4月 17, 2024

アフリカビジネス最前線 ~最後のフロンティアへの発送・輸送サービス ~

IT/デジタルの急速な発展により、今では世界中の物やサービスがECサイトを通じて手にれることができるようになりました。これは、アフリカの人々も例外ではありません。例えば、BEFORWARDが販売する中古車もECサイトで購入でき、お客様のお手元に届けています。今回は、BE FORWARD中古車販売のこれまでの「アフリカへの商品発送・輸送サービス」事例について紹介します。

デマンド

アフリカへの商品の発送や輸送サービスには様々なデマンドがあります。例えば、

・アフリカの方々が「ECサイトで購入した品物を受け取りたい」
・日本に住むアフリカの方々が「母国の自分の家族や友人に何かを送りたい」
・アフリカに進出する日系企業が「商品や設備をアフリカに送りたい」「海外赴任でアフリカに引越が必要」
など。

そしてグローバル化とデジタル/ITの発展で、このような発送・輸送のデマンドは今後ますます増加していきます。ちなみに、アフリカ在住の日本人は5,579人、日系企業の拠点数は900箇所とアジア圏と比較するとまだまだ少ないですが、まさに最後のフロンティアです。

問合せ事例

BE FORWARDはこのような背景から、アフリカへの発送サービスを開始しました。これまで様々な問合せがあり、アフリカにとどまらず世界各国への発送依頼がありました

例えば
・トラクターをコンゴ共和国に送りたい。
・中古衣類をモザンビークに送りたい。
・コピー機をアフリカに送りたい。
・中古PCをザンビアまで送りたい。
・卓球台をケニアまで送りたい。
・車のエアロパーツをアメリカへ送りたい。
など。

一部の事例ですが、このように様々な発送依頼が舞い込んできます。

写真:モザンビークに発送した中古衣類

海外発送サービスの現状

しかし、このようなサービスの世界はプレーヤーが多く、競争は厳しいです。海上フォワーディング事業を手がける事業者の業界団体であるJIFFAに加盟社数は500社以上もあり、その中で存在感を示すのは容易なことではありません。

その差別化のツールとなるのが、BE FORWARDの中古車輸出ビジネスで成功した新興国ネットワークで、特にアフリカ内陸部には独自の物流網を確保しています。東アフリカのモンバサやダルエスサラーム、マプートなどの港から内陸部まで中古車を届けるときにはキャラバン隊を結成して輸送するなど、同社のアフリカネットワーク(輸送ルート)が強みです。

さらにアフリカ以外でも、東南アジアや南アジア、中央アジアなどにも着実な実績があります。例えば、東日本大震災後の復興の際に使われ、その後不要になったプレハブ住宅を解体してカンボジアに輸送したほか、ブータンへの車両輸送も請け負いました。特に内陸国のブータンへの輸送は通常インドルートから複数の国を通過し数々の規制を乗り越える必要がありますが、実績や経験のある企業だからこそ成し遂げることができます。

写真:マラウィへ輸送した給水車

海外発送をお考えの方へ

このような数々の事例を見ていただければわかりますように、実績のある企業だからこそ成し遂げられる海外輸送・発送サービスがあります

中古車以外にも自社製品をアフリカに売り出したい方、または海外発送をお考えの方など、是非BE FORWARDの「海外発送サービス」にお任せください。他にも現地の市場調査をお考えの方は「アフリカマーケットリサーチサービス」、中古車輸出でビジネスをお考えの方は「BEFORWARDマーケットプレイス」などのサービスがありますので、是非お問合せください。

片山 徹之
片山 徹之
SonyのIS部門でシステム開発に従事し、2012年よりSingaporeに駐在。グローバルプロジェクトの推進を行う。2017年よりBEFORWARDの情報システム部門に参画し、現在はITをベースにした新規ビジネス開拓に従事。

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